用語解説

カウンセリングは、心理学の見地からクライアントが抱える問題の解決を支援する専門的援助プロセスです。

人には自分の力で問題を解決する能力があります。しかし、問題の真っただ中にいるときに客観的な目で状況を見ることができなかったり、ひとりで考えていると堂々巡りに陥ったりすることがあります。そんなとき、カウンセラーが話を聴き、現状の見立てや心理技法を提供することで、その方の感情や思考の整理と問題解決の手がかりを見つけるお手伝いができます。さまざまな援助活動を通して、自己理解の促進、成長、問題解決につながる望ましい意思決定をサポートするのがカウンセリングの役割です。

コーチングは、人に望ましい変化をもたらすコミュニケーションの技術です。クライアントが自身の目標達成（あるいは問題解決）のために自発的に考え、行動し、成長していくというプロセスをコーチが対話を通してサポートするもの。クライアントは、コーチの質問に答えようと考える中で、行動変容に必要なリソース（資源）に自ら気づき、それを手に入れ、本来の力や可能性を発揮し続けられるようになります。

ＮＬＰ（Neuro Linguistic Programming：日本語では神経言語プログラミング）は、1970年代の米国で、その当時にゲシュタルト療法、家族療法、催眠療法で卓越した結果を出していた３人の天才セラピストたちの言葉の使い方、身体の使い方、内側と外側の世界の認識の仕方などを科学的に分析し、体系化して確立された誰にでもかんたんに実践できるコミュニケーションモデルです。
その後、ベトナム戦争での過酷な体験によって肉体的にも精神的にも深い傷を負った帰還兵やその家族の心の回復に大いに活躍したことで、瞬く間にアメリカ中のセラピストに広まりました。今では、コーチング、カウンセリング、スポーツ、勉強、ビジネス、医療などのあらゆる分野で使われています。

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ＮＬＰコーチング®は、一般的なコーチングプロセスの中で、NLP特有の理論やテクニックを応用した介入をして、クライアントの思考や行動に望ましい変化をもたらし、目標達成（あるいは問題解決）を支援するコーチング手法です。クライアントが顕在的または言語的に理解している領域のみならず、思考・感情・行動の無意識の連鎖に関する領域にもアプローチして、深層心理に変化を起こすことを得意としています。

※ＮＬＰコーチング®は、一般社団法人日本NLP能力開発協会の登録商標です。当スクールは正規のライセンスに基づいて使用しています。